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診療科・部門
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脳神経外科

特徴
安心・安全の医療を心掛けて

脳神経外科では⼼臓⾎管疾患と密接に関わりのある脳卒中の予防とそれに関連する疾患の治療を中⼼に、広く脳神経疾患に対応するよう努めています。また、最新の3テスラMRI による⾼精細な画像をもとに、無症状の脳疾患の発⾒や発症後の経過観察を⾏い、早期の治療や再発防⽌に向けた診療を⾏っています。患者さまやご家族の皆様には、丁寧な説明により疾患を⼗分に理解していただき、安⼼して治療を受けられるよう⼼掛けています。

当科では、脳神経外科⼀般の外来診療、依頼を受けた⼊院患者さまの診察、頭部MRIの読影などを⾏っていますが、近年外来で徐々に増えているのが、⾼齢者の増加に伴う認知症や認知機能低下が疑われる患者さまの受診です。そのため、認知症治療にも⼒を⼊れており、数年前から「コウノメソッド」を導⼊しています。
抗認知症薬は多く服⽤すると副作⽤を⽣じる危険性がありますが、コウノメソッドは、年齢や体重に関わらず決められた量まで⼀律に増量するのではなく、患者さまの症状や状態に合わせて薬の量を決めてゆくのが特徴です。治療には、認知機能に効果の認められた漢⽅薬やサプリメントなども使⽤します。また患者さまに介護者を疲弊させる困った⾏動(易怒、拒否、妄想、幻覚、徘徊など)が⾒受けられる場合は、最初にこれらを改善し、それから認知機能の維持・改善を⽬指します。

予防と早期発見
脳卒中の予防と早期発見

⼼筋梗塞や狭⼼症、胸腹部や四肢動脈の狭窄などの疾患を持つ患者さまは、頸部から脳の動脈系にも異常がみられる場合が多く、脳梗塞や脳出⾎などの脳卒中にかかるリスクが⾼いと考えられ、また脳卒中の既往のある場合も少なくありません。たとえ⼀過性であったとしても、四肢の運動や知覚の障害(⼿⾜が動かしにくい、しびれる、歩きにくい)顔⾯の⿇痺(顔がゆがむ)、⾔語の障害(しゃべりにくい、⼈の⾔葉が理解しづらい)などの症状があれば、脳神経外科を受診してください。また、ふらつきやめまい、激しい頭痛、⼀時的に視野が暗くなるなどの症状が⾒られた場合にも脳神経疾患の可能性があります。

現在は、脳神経外科医師1 名の体制であり、⼿術など⼊院治療が必要な患者さまには、⼗分な情報提供とともに豊橋市⺠病院や豊橋医療センターなどの地域の基幹病院へ紹介しています。今後は、主に脳⾎管疾患を対象として脳神経外科を充実し、従来の⼼臓・⾎管の専⾨病院である豊橋ハートセンターがより広い意味での循環器病の専⾨病院となるよう努⼒して参ります。

当院は、3.0T(テスラ)MRを導入しております。

3.0TMRIは、従来の1.5TMRIと⽐べて⾶躍的に信号強度が向上しますので、より精細画像を簡単に取得でき、従来不鮮明だった疾患をはっきり確認できます。

認知症治療への注力
積極的に新しい治療法を取り入れていきます

2017年8⽉、今まで治らないと⾔われていたアルツハイマー病を改善させる⽅法が⽶国で出版され、⼤変話題となりました。これによると、脳細胞に悪影響を及ほす⻭周病や副⿐腔炎などの炎症をなくして、脳機能維持に必要な栄養を含んだ⾷材を摂取し、脳機能に障害となる⾷材は避けて、⼗分な睡眠をとり、散歩などの運動、腹式呼吸や瞑想などの⼼⾝のリラックス、趣味なども含めた頭の体操を⾏うことが⾮常に重要であることが⽰されました。当科では現在、この⽅法も患者さまの治療に応⽤しています。今後、更に認知症の患者さまが増加することが予想されますので、積極的に認知機能を改善する新しい治療法を取り⼊れていきます。

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