放射線部門

業務内容

質の高い画像の提供を目指して

私たち診療放射線技師は、画像診断やカテーテル検査・治療に携わる医療スタッフとして「 安全・信頼・優しさ」を基本方針に、地域医療に貢献できる医療チームであるべく日々業務に邁進しています。

  • 患者様に安全で安心な検査
  • 検査時間及び検査待ち時間の短縮
  • 医療放射線被ばくの低減
  • 専門知識の向上と最新情報の入手
  • チーム医療の実践

に努め、臨床現場に質の高い画像を提供いたします。

MDCT

CT(Computed Tomography:コンピュータ断層撮影)とは、X線を利用して身体の内部(断面)を画像化する検査です。さらに、この画像をコンピュータで処理することにより、色々な方向からの断層画像や3次元画像を得ることができます。

当院は平成25年9月より PHILIPS 社の 256 スライス CT 装置(Brilliance iCT)を導入いたしました。

256スライス CT のメリット
  1. 高精細画像で病変と疑病変の区別が明瞭
  2. 短時間の息止めで全身検査が可能
  3. 従来難しかった、不整脈や高い心拍の方の心臓検査が可能
  4. 高い分解能画像で、微細な解剖情報や小さな病変を低被ばくにて検査可能
  5. 診断の妨げとなる、生体内金属の影響が最小限
  6. 造影剤量を減らし、患者様の全身血管状態を検査可能

心臓のCT検査では、冠動脈(心臓を取り巻く動脈)が細くなっている(狭窄)のがどの程度か診断することが可能です。また、大動脈では瘤の大きさや破裂しやすいかどうかが分かります。狭窄部を拡げるステント留置術、バイパス手術などの手術支援から術後の経過をみるのにも最適です。

CT画像

当院の造影CTの件数

造影CT検査の費用
  • 1割負担:約3,000~3,500円
  • 2割負担:約6,000〜7,000円
  • 3割負担:約9,000~10,500円
  • 全額負担:約30,000〜35,000円

心臓 MRI 検査

~最新のMRI装置(PHILIPS Inginia3T)を導入~

MRI検査は強力な磁石でできた筒の中に入り、磁気の力を利用して体の臓器や血管を撮影する検査です。

従来、MRIは動きのある部位には不向きな検査でしたが、装置や撮影法の目覚ましい進歩により、心臓のような動きのある部位の評価も可能となりました。

当院では最新のMRI装置(PHILIPS Inginia3T)を導入し、心臓MRI検査を開始しています。

心臓 MRI の特徴

心臓 MRI 検査は被ばくすることなく検査できることはもちろんのこと、造影剤を使用せず評価できる場合がある等、身体に負担の少ない検査といえます。また、従来の画像診断では、評価が困難であった心内膜下梗塞の診断も可能となりました。
心機能や形態、冠動脈、心筋組織性状など、心臓を総合的に評価できる大変有用な検査です。

心臓 MRI 検査でわかること
  1. 心筋壁運動の評価
    ➡大きさ、形と動き
  2. T2強調画像による心筋内浮腫や炎症の評価
    ➡心筋細胞の浮腫、炎症
  3. 遅延造影による心筋組織の性状の評価
    ➡心筋組織の線維化
  4. 負荷心筋perfusionによる心筋虚血の評価
    ➡冠動脈の狭窄による心筋虚血
  5. 冠動脈の評価
    ➡狭心症、奇形冠動脈

当院の主な検査内容

頭部MRI検査

検査画像脳梗塞や脳腫瘍など頭蓋内病変を診断するために行う検査です。T1強調、T2強調、FLAIR、T2*、MRAをルーチンで撮影をしています。造影剤を使用せず脳の血管を画像化することにより、脳動脈瘤や脳血管の狭小化や閉塞の診断が可能です。

脊椎・脊髄MRI検査

検査画像椎間板ヘルニアや圧迫骨折など、脊髄・脊椎の変形が生じる病変の診断をするために行う検査です。背中の痛みだけではなく上肢や下肢のしびれの原因を調べるためにも用いられます。

血管MRI検査

検査画像造影剤を用いずに頭頚部、体幹部、下肢の血管を撮影する検査です。この検査は腎機能が悪いために造影剤を使用することが出来ない患者様でも検査可能というメリットのある検査となります。また、より詳細な血管の情報を得るために造影剤を使用する場合もあります。

心臓MRI検査

検査画像心臓の動きや心臓の弁の動き、筋肉の状態と病変を診断するための検査です。特に心筋梗塞による梗塞部位の診断や心筋症と呼ばれる心筋の病気に有効な検査となります。

MRI 造影検査の費用
  • 1割負担:約3,500~4,000円
  • 2割負担:約7,000〜8,000円
  • 3割負担:約10,000~12,000円
  • 全額負担:約30,000〜40,000円